中国中央テレビ(CCTV)の央視財経サイトが国家発展計画委員会の情報として伝えたところによると、新たな石油製品価格調整の「窓口」が10月21日午後12時に開くことになった。
同委の価格モニタリングセンターのモニタリングによると、今回の価格調整周期(10月8日-10月18日)に、国際原油価格が大幅に値下がりし、平均値をみると、ロンドン市場のブレント原油先物とニューヨーク市場のWTI原油先物の価格は前回の調整周期に比べて3.62%低下した。この影響で、中国国内のガソリンとディーゼル油の小売価格も引き下げ調整が行われる。
同委によると、ガソリンは1トンあたり150元(1元は約15.4円)の値下げ、ディーゼル油は同145元の値下げになる。
全国平均は次の通り。
92号ガソリンは1リットルあたり0.12元の値下げ
95号ガソリンは1リットルあたり0.12元の値下げ
0号ディーゼル油は1リットルあたり0.12元の値下げ
一般的な自家用車のガソリンタンクの容量50リットルで計算すると、92号ガソリンを満タンにした場合は調整前より約6元安くなる。今回は今年の国内石油製品価格調整における6回目の引き下げ調整になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月22日