イタリアの軽量スポーツタイプ固定翼機「PIONEER 400」。(写真は上海税関が提供) |
上海浦東国際空港の税関は10月18日、第2回中国国際輸入博覧会に出展される航空機3機に通関手続きの円滑化サービスを提供した。
22日に上海税関が明らかにしたところによると、この展示品は16日に同空港に到着し、空港税関は48時間で通関手続きを終えた。一般の貨物なら空港到着から通関まで平均65時間以上かかるので、今回は通関時間を26%カットしたことになる。
税関の説明によると、「これら第2回輸入博の展示品はイタリアからやって来たもので、出展企業はイタリアの航空機メーカーだ。3機には、型番『PIONEER 400』の小型航空機、価格11万9653ポンド(1ポンドは約139.3円)、重さ410キログラム、型番『AH130』のタービンヘリコプター模型、価格4万1316ポンド、重さ280キログラム、型番『Strix』の軍用ドローン模型、価格1107ポンド、重さ10キログラムが含まれる」という。
第2回輸入博は初めて屋外出展エリアを設置し、大型機械などの大型展示品を展示する。この航空機3機もここでお披露目される予定だ。
上海税関は、「現在、輸入博に関わる通関保障活動はカウントダウンをするラストスパートの段階に入った。今月21日までに、浦東空港税関は一般貨物ルートで第2回輸入博の展示品1816点、重さ16万6692.1キログラムにグリーンチャンネルの通関サービスを提供した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月24日