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中国が地面効果翼機シミュレーターを独自開発

人民網日本語版 2019年11月05日11:23

中国船舶重工集団公司第702研究所は4日に発表したところによると、同研究所の地面効果翼機(WIG)研究開発チームはWIG操縦模擬訓練プラットフォーム(WIGシミュレーター)を開発し、主にWIGの操縦訓練に用いられる。中国は独自の革新により、同分野におけるまた一つの中国の空白を補った。将来のWIG科学実験及び市場応用に向け重要な人材保障を提供する。科技日報が伝えた。

専門家によると、WIGは地面効果を用い海面上を飛行する、積載量がより大きな海上重要交通ツールだ。この海上と空を飛行する新型技術装備品は、海洋資源と海上輸送の開発、海洋強国の建設に対して重要な意義を持つ。すでに各国の設計・展開の注目分野になっている。

中国のWIGの研究開発は歴史が長く、「翔州1型」や小型有人WIGなど機能が異なり、さまざまな需要を満たすWIGを開発しており、徐々に新興産業を形成しつつある。しかしWIGの操縦士の訓練は高コストで、長い期間を要する。操作を誤れば安全事故を起こしやすい。同チームは近年この状況に基づき、同シミュレーターの開発に取り組んでいた。

同シミュレーターは主にWIG操縦室、六自由度運動プラットフォーム、IPC、レーザー高画質プロジェクトプロジェクター、180度金属円形スクリーン、画像処理装置、飛行シミュレーションソフトなどからなる。操縦室は「翔州1型」を実物大で複製しており、環境的には実際のWIGと大きく一致する。180度金属円形スクリーンは世界の各大水域の実際のシーンを最大限に再現。六自由度運動プラットフォームはWIGの浮沈、縦揺れ、回転の動作を忠実に再現し、学習者にWIGを操縦するリアルな感覚を与える。

ソフト・ハードの総合調整を繰り返し、同シミュレーターはWIGの高度な飛行・操縦シミュレーション機能を備えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年11月5日

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