中国国家語言資源モニタリング・研究センターはコーパスのモニタリングを通して、中国の今年の漢字には「献」、「減」、「開」を、世界の今年の漢字には「火」、「牆」、「商」を、中国の今年のワードには「私と私の祖国(我和我的祖国)」、「私たちはみんな夢を追いかけている(我們都是追夢人)」を、世界の今年のワードには「ゴールデン10年」、「ノートルダム大聖堂の火災」を推薦した。
騰訊(テンセント)指数が推荐するのは、中国の今年の漢字が「追」、世界の今年の漢字が「難」、中国の今年のワードが「私と私の祖国」、世界の今年のワードが「Libra」だ。清博ビッグデータが推薦するのは、今年の漢字が「国」、「愛」、「治」、「紀」、「会」、世界の今年の漢字が「戦」、「火」、「脱」、「選」、「退」だ。中国陶行知研究会求真教育実験研究院の王旭明院長は同活動の評議専門家で、専門家バージョンとして、今年の漢字に「税」、「肉」を、今年のワードに「私と私の祖国」、「閲兵」、「5G」を推薦した。
その他、今年はショート動画アプリ・快手で流行したワードとして、「私と私の祖国」、「ライブコマーサー(直播帯貨)」、「辛すぎる(我太難了)」、「君の笑顔は本当に素敵(你笑起来真好看)」、「存在自体がパーフェクト(存在即完美)」などが挙げられている。
商務印書館の于殿利・総経理は、「今年の漢字・流行語は、年末年始の言葉と文化の祭典。14年連続で開催されている。漢字は中華文化の重要な伝達手段で、同イベントでは漢字とワードでその年の話題を描写し、時代の精神を集約し、言葉の文化を繋ぎ、人々に中国や世界に関心を向けてもらうと同時に、漢字という豊富で深みのある文化を味わってもらうことができる。同イベントは今後も続き、素晴らしい漢字を通して、中国と世界が前進する足跡を忠実に記録していくだろう」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月22日