1月22日午前5時30分の時点で、中国の新型コロナウイルスの感染による肺炎と確認された発症者数は324人となった。内訳は湖北省270人、北京市10人、広東省17人、上海市6人、浙江省5人、雲南省1人、四川省2人、天津市2人、河南省1人、重慶市5人、山東省1人、湖南省1人、江西省2人、台湾地区1人。海外では、米国で1人、タイで2人、日本で1人、韓国で1人の感染が確認されている。
中国国家衛生健康委員会が発表した「1号公告」は、新型コロナウイルスの感染による肺炎を「中華人民共和国伝染病防治法」が規定する乙類伝染病に組み入れ、甲類伝染病の予防、抑制対策を実施するとしている。
また、中国国家医療保険局は「新型コロナウイルスの感染による肺炎」と診断された患者には、特殊ケースとして、保険が適用される対策を講じることを決定。国家衛生健康委員会が「新型コロナウイルスの感染による肺炎診療案」に挙げられている薬品、医療サービス・項目など全てに医療保険を適用させる。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年1月22日