中国民用航空局によると、新型コロナウイルス感染状況の影響を受け、国際航空市場の需要が激減しており、一部の国は中国人の出入国を制限する措置を講じている。現時点で、海外の航空会社46社が中国大陸部への運行を一時停止している。そのような状況の中でも中国に出入国する旅客や物資を輸送する需要に対応するため、民用航空局は、中国国内の各航空会社に対して、市場の需要を考慮して一部をフライトキャンセルとすると同時に、相手国が運行を制限する措置を講じていない限り、全ての便のフライトをキャンセルしてはならず、運行を維持するようにと指示した。
今月3日の時点で、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス‐KLM 、ブリティッシュ・エアウェイズ、オーストリア航空、スイス航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、エア・カナダ、エル・アル航空、スカンジナビア航空、フィンエアーなどの航空会社が中国への運行を停止している。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年2月5日