中国独自の技術と代表的な製品が新型肺炎との「闘い」で大活躍 (5)

人民網日本語版 2020年02月17日13:34

◆3Dプリントの医療用ゴーグルと隔離病室

老舗軍需企業の兵装集団湖南雲箭は1月31日、自社の3Dプリンター技術を利用し、医療用ゴーグルの緊急開発・生産を行うことを決定した。2月1日午後9時、プロジェクトが始動してから24時間内に初の製品が完成した。第1弾の3DプリントFDM-1型医療用ゴーグルが7日午後、湖南省湘雅病院の試験的な導入と検証を経て、市場監督管理当局から参入を認められた。現在はアクセル全開で生産中で、感染症との戦いの最前線で用いられる。>>

湖北省の新型コロナウイルス感染状況が深刻になるにつれて、現地では隔離用の病室が不足している。そんななか、上海市金山区のある科学技術企業がこのほど、先進的な3Dプリント技術で隔離用病室を緊急「プリント」し、ただちに湖北省咸寧市中心病院に送り、現地の差し迫った病室不足の解決に貢献した。今回湖北省に寄付された隔離病室は、この企業が独自に設計・研究開発した3Dプリントによるシェアハウスをベースにしたものだという。この建物は3Dプリント技術で一体化成形されており、面積は約10平方メートル、高さは2.8メートル。シェル構造を採用し、全体の応力は均一で、耐風性と耐震性に優れ、保温断熱効果がある。一台のプリンターが24時間作動して、十数個の部屋をプリントできる。>>

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