人が集まって食事をするのを避けるため、現時点では多くのレストランが持ち帰りやデリバリーにサービスを限定している。写真は四川省南充市順慶区伍家坡のビーフンレストランで、市民が感染対策の規定を厳格に踏まえて持ち帰り用の朝ご飯を受け取る様子。(撮影・余中華。写真提供・人民図片)
感染対策が行われている時期に、「オンライン業務再開」はやむを得ない選択ではあったが、多くの小売ブランドはオンライン販売で予想外の好成績を上げた。「やむを得ないモデル転換」だった従来型産業の「クラウド販売」は、未来の新しい発展モデルになるだろうか。
データによると、2月以降、淘宝のライブ配信には100を超える職業が加わり、業者が独自に行うライブ配信での売上高は前年同期比50%増加した。京東や拼多多など多くのECプラットフォームがさまざまな措置を打ち出し、オフライン企業がオンラインでの販売を展開し、感染症による損失をできる限り補填できるよう誘導する。こうした実体型ビジネスがECに力を入れる様子は、消費者との間により深いレベルの相互連動型の関係性を構築する契機になるとみられる。
業界のアナリストは、「オフラインからオンラインへの展開は、販売のプラットフォームの転換だけでなく、一部の新業態、新モデルへの深いレベルのモデル転換をもたらし、未来の消費シーンの可能性を広げており、『クラウド業務』は常態化したモデルになる可能性がある。モデル転換の過程で、『クラウド』に基づく業界の枠を超えた試みがますます増えるだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月9日