ウイルスとの闘いに国籍は関係ない!活躍する外国人ボランティア (2)

人民網日本語版 2020年03月19日10:27

パキスタン人のハモンドさんとモーリシャス人のスマイヤさんは浙江省温州市で医師として働く国際結婚カップルだ。感染が拡大すると、彼らは進んで温州和平国際病院のボランティアチームに入り、温州南高速道路出口に設けられた予防・抑制検査所で防疫スクリーニング検査に当たっている。

仕事の前にスマイヤさんがマスクをつけるのを手伝うハモンドさん(写真右、撮影・翁忻暘)。

 新型コロナウイルス感染による肺炎が生じてからというもの、河北省石家荘市鹿泉区黄壁荘鎮田村の出入口に設けられた臨時検問所のあるボランティアがひと際注目を集めている。それはコンゴ民主共和国出身の「外国人妻」ジーナさん(22)だ。

 ジーナさんの仕事は毎日村で宣伝ビラを配り、感染予防・抑制に関する知識を村民に普及し、外をぶらついている村民を見かけた場合は、自宅隔離を勧めること。臨時検問所では、数日前から、村民の体温測定を行ったり、一人暮らしの高齢者にマスクを配布するといったボランティア活動も行われており、ここにもジーナさんの姿があった。ジーナさんは、「今回の感染拡大により、中国政府の極めて効率的な対応能力を理解できた。このことで、中国に対する信頼がさらに高まった。社会全体が一丸となって努力することで、感染の流行が一刻も早く収束することを信じている」と話した。

(撮影・許建園)

杭州市世貿麗晶城は花園亭コミュニティの中で外国籍住民が集中している国際色豊かなコミュニティだ。このところ外国籍の住民が集中的に杭州に戻ってきていることを受け、外国籍住民と地元住民により良くサービスするため、隣接する大学の構内にとどまっている留学生が積極的に行動を起こし、防疫知識の普及に乗り出し、居住区と隣近所の安全を守っている。

居住区の入り口で住民の体温を測定する留学生ボランティア(撮影・龍巍)。

(編集AK)

「人民網日本語版」2020年3月19日   

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