
「ブレスレット」を装着することで、体温をリアルタイムでモニタリングできる。このようなハイテクが北京の中学3年生と高校3年生の間で徐々に普及していくことになった。北京市は11日より、豊台、東城、西城、通州、大興の5区の中学3年生と高校3年生及び職場復帰した教職員にスマート体温計を装着させ、スマート体温モニタリングの試行を開始している。北京日報が伝えた。
11日早朝、豊台第二中学の高校3年生がこの新型ブレスレットを装着した。試行区としての豊台区の高校3年生に先に導入された。
「このブレスレットは一般的なフィットネス用ブレスレットに似ており、ボタン電池を使用しており、充電の必要がない。学生には24時間装着するよう勧めている」。同校の教員によると、装着者の体温はブレスレットのセンサーによりリアルタイムでモニタリングできる。高校3年生の体温データは毎日2回、自動的に収集される。
こうしたデータはクラウドで共有される。保護者、学校、市・区の関連当局がスマホのアプリによりデータをモニタリングできる。学校にはデータをモニタリングする担当の教員がおり、異常があれば直ちに対応マニュアルに基づき速やかに処理する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年5月12日
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