集中力が最も高いのは中国の高校生 中・米・日・韓の高校生調査 (2)

人民網日本語版 2020年05月15日10:06

調査では、有料のオンライン授業を利用する割合が最も高かったのは中国の高校生で、84.5%だった。韓国は74.9%、日本は44.8%、米国は27.5%だった。報告は、中国の高校生の有料オンライン授業利用率が高いことは、中国の高校生が必要としているハイクオリティの無料オンライン授業リソースが不足していることを反映しているからかもしれないと分析している。

オンライン学習のリソースの探し方については、中国・日本・韓国の高校生で最も多かったのは、「自分でインターネット上で検索する」だった。米国の高校生の間で最も多かったのは、「教師に推薦してもらう」だった。

オンライン学習時の集中力が最も高いのは中国の高校生 積極性向上が課題

オンライン学習において、学習の質に最も大きな影響を与える要素は自己管理能力となる。報告によると、中国の高校生のオンライン学習時の集中力が最も高く、「集中している時間が長い」と答えた中国の高校生の割合は4割と、他の3ヶ国を上回った。

オンライン学習の学習対策について、中国の高校生の32.4%が「オンライン学習の效果を高めるために、いろんなことにチャレンジする」と答え、その割合は米国の40.0%に次いで2位だった。

高校生がオンライン学習において問題に直面した時に講じる対策は、国によって異なる。中国の高校生の28.8%は、「オンラインで教師に相談」したり、「オンラインで議論する時に相談」すると答え、その割合は他の3ヶ国を上回っていた。「周りにいる同級生に相談する」と答えたのは米国の高校生が最も多く、49.7%だった。中国は30.5%で、日本は21.1%、韓国は20.5%にとどまった。報告は、教師のサポートが、中国の高校生のオンライン学習において特に重要になっており、米国の高校生の間では同級生のサポートが特に重要になっていると分析している。

その他、オンライン学習において問題に直面した時、「そのままにしておく時がある」と答えた中国の高校生の割合は52.9%と、その他の3ヶ国を上回った。報告は、中国の高校生のオンライン学習時の探求心は不足しており、積極性の向上が必要と分析している。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年5月15日

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