中国ウラン鉱3000メートル科学深度掘削プロジェクト(CUSD2-1)の掘進深度が2000メートルを突破し、中国の150ミリ大口径ワイヤーラインコア掘削による最大掘削深度を更新した。科技日報が伝えた。
同プロジェクトは昨年12月15日着工し、核工業北京地質研究院が中核地鉱、核工業270研究所などの機関と実施。
同プロジェクトの実施場所は江西省の相山火山盆地中部の杏樹下地区に位置する。科学掘削プロジェクトにより、相山火山盆地の地質構造を明らかにし、シリーズの標準的な断面を構築し、陥没型ウラン生成火山盆地の形成の過程を再現する。その形成の深部動力学的メカニズムを模索し、深部資源のポテンシャルを評価する。それにより、高精度地球物理探査、大深度掘削技術や高温・高圧下における検査技術など一連の技術力の向上を促す。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月19日