湖北初の肺移植手術を受けた新型コロナウイルス肺炎患者が立ち上がる

人民網日本語版 2020年06月16日16:21

湖北省武漢大学人民病院の病室で6月14日、崔志強さん(65)は、両手で歩行器のバーをしっかりと握りしめ、1分間、しっかりと立ち上がった状態を保っていた。崔さんは、湖北省で初めて、新型コロナウイルスPCR検査で陰性に転じ、末期肺疾患で肺移植手術を受けた患者だ。1月23日に新型コロナウイルスに感染してしまった崔さんはECMOと人工呼吸器によって62日間生死の境をさまよい、一度は「絶望的」と見なされていたが、4月20日に武漢大学人民病院で両肺の移植手術を受け、奇跡的にその命を救われた。彼は現在、同院の医療スタッフからの手厚い治療と看護を受けており、全力で回復に向かっている。人民網の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2020年6月16日

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