ホジェン族は中国で人口が最も少ない少数民族の一つで、全国で約5000人しかいない。ホジェン族はかつて魚の皮で作った服を着ていたことから、「魚皮部落」と呼ばれている。人々はみなホジェン族の「魚皮服」を知っているが、「魚皮画」については知らないかもしれない。中央テレビニュースが伝えた。
魚皮画の第4代の伝承者である解永亮さんは幼い頃より、ホジェン族の魚皮画に興味を抱いていたため、大学時代は美術を専攻した。魚皮画により多くの芸術創作要素を盛り込み、現代の美的感覚に合わせるにはどうするべきか。これは解さんが取り組んできたことだ。
手作りからパソコンでの製図、平面の彫刻から立体の彫刻、生活用品のスケッチから芸術品の創造に至るまで、魚皮画は解さんの手にかかり、より細かい技術とより豊かな造形を持ち始めた。
解さんは現在、村で魚皮アトリエを開いている。魚皮画を教え展示することでより多くの人にホジェン族文化を知ってもらい、故郷の発展をけん引し、歴史と民族の自信を守っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月13日