中国製新型コロナワクチン第2弾がチリに到着

人民網日本語版 2021年02月02日15:59
中国製新型コロナワクチン第2弾がチリに到着

中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチン第2弾が1月31日、チリの首都サンティアゴに位置する国際空港に到着した。同国の保健省、外務省の関係者が空港でワクチンを迎え入れた。新華社が伝えた。

同保健省のパウラ・ダサ・ナルボナ副大臣は空港で行われた記者会見で、「1月28日と31日の2回にわたり、チリに合計約400万回分の中国製ワクチンが到着し、これはチリが2月3日にスタートする全国での大規模なワクチン接種をサポートするものとなる。現在、ワクチンは仕分けされてチリの国内各地に発送されているところで、新型コロナウイルス感染症のリスクのレベルの高低に応じて、接種を実施することになる」と述べた。

チリ公共衛生研究院は1月20日、中国科興公司が製造した新型コロナワクチンに緊急使用許可を与えたと発表した。

チリ政府は中国科興製ワクチンを含む3種類のワクチンを使用して、今年第1四半期(1-3月)に500万人、上半期に1500万人の接種を完了する計画だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年2月2日

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