就職情報サイトの智聯招聘は11日に北京で「大学生就職力調査研究報告2021」を発表した。それによると、求職活動ではオンラインの求人サイトが主なルートになり、WEB面接の浸透率は64.6%に達したという。中国新聞網が伝えた。
同報告によれば、情報技術(IT)・通信・電子・インターネット業界は卒業者で就職を希望する人の割合が25%を超え、以下、不動産・建築業の10.9%、文化・メディア・娯楽・スポーツの8.7%、金融業の7.2%が続いた。
同報告によると、求職のプロセスで、就職情報サイトが新卒者の最も主要な求職ルートであり、回答者の86.5%が「オンライン求人を利用したことがある」と答え、「企業の公式サイト」は44.1%、「就職相談会」は42.7%が利用していた。動画と通信技術の成熟にともなって、オンライン就職相談会、動画による求人、WEB面接などの可視化された方法が当たり前のことになった。今回の調査研究では、「可視化された求職活動などの新たな形式を利用したことがある」と答えた人は64.6%に上った。
同報告によると、オンライン面接は面接試験の普及率を押し上げ、4月中旬現在、仕事を探している新卒者の9割以上がWEB面接をしたことがあると答え、このうち6割以上が1-5回のWEB面接を受けていて過去最多となり、昨年の水準とほぼ横ばいとなった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月13日
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