雲南省でアジアゾウ15頭の群れが北に向かって移動を続け、世間の注目を集めているが、昆明市晋寧区の現場指揮部によると、ゾウは同区双河郷に沿って、北西に9キロ進み、今月3日午後4時の時点でも双河郷内で活動していることがわかった。中央テレビニュースが報じた。
対策を徹底するため、昆明市晋寧区の現場指揮部は、緊急対策のための人員や警察630人を動員したほか、各種緊急車両106台、ドローン14機を投入し、ゾウのエサ15トンを準備し、うち3.6トンを与えて、ゾウが飢えないようにしつつ、市民への接触を回避し、人とゾウの安全を守るよう取り組んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月4日