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満州里駅から今年出入国した「中欧班列」が2000本以上に 

人民網日本語版 2021年06月30日10:13

中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団有限公司は、今月29日の時点で、内蒙古(内モンゴル)自治区満州里の通関地から出入国した国際定期貨物列車「中欧班列」は累計で2010本に達し、昨年より45日早く2000本の大台を突破したことを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

満州里駅は、陸路最大の中国とロシアの国境駅で、中欧班列の運行を全力でサポートしている。

新型コロナウイルス感染拡大発生以降、満州里駅を経由する「中欧班列」は急増し、18ヶ月連続で、1ヶ月当たり200本以上を記録してきた。

今年4月、満州里の鉄道通関地から出入国した「中欧班列」は累計で1万本の大台を突破し、中国国内と国際的な2つの循環「双循環」に強力な下支えを提供している。

満州里の鉄道の通関地から出入国する「中欧班列」は現時点で、52本運行されており、欧州13ヶ国と繋がっている。

主な集荷地は、中国東南部の沿海地域で、天津や長沙、広州、蘇州など60都市をカバーしている。

また、その輸送される物品のバリエーションは日に日に豊富になっている。輸出される物品は、日用品、電気製品、工業機械、金属、農業副産物などにまで拡大し、輸送の付加価値は目に見えて高まっている。

輸入される物品は自動車の部品や板材、食品などで、往路・復路共に物品を輸送する割合は100%となっている。

統計によると、今月29日の時点で、物品を積み込んだ標準的な20フィートコンテナ19万3128基が輸送された。うち、往路955本で9万5138基が輸送され、前年同期比でそれぞれ22.8%増と35.8%増だった。復路は1055本で、9万7990基が輸送され、前年同期比でそれぞれ42%増と48.4%増だった。

満州里駅の国際貨物取扱場では現在、拡張工事の基礎工事が秩序立てて行われている。「中欧班列」の運行数が増加するにつれて、コンテナの輸送量も安定して増えており、拡張工事が完了すれば、満州里駅国際貨物取扱場の輸送能力も高まり、「中欧班列」の質の高い発展を後押しすると期待されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年6月30日

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