商務部が新疆綿でコメント「他国は道理のない企業抑圧の覇権主義をやめよ」

人民網日本語版 2021年07月09日15:00

商務部(省)が8日に行った定例記者会見で、「日本メディアの情報によると、無印良品を展開する良品計画の責任者がこのほど、『引き続き新疆維吾爾(ウイグル)自治区産の綿花を使用する。当社の調査では、綿花農場に人権侵害の状況は見られなかった』と述べた。中国側のコメントは?」との質問が上がった。中国中央テレビが伝えた。

同部の高峰報道官は、「中国は、新疆の『強制労働』問題と言われているものは完全に事実に反するものであると繰り返し強調してきた。個別の国がいわゆる『人権』なるものを名目に、実際には保護主義や覇権主義を行うことは、国際経済貿易秩序をひどく損なうものだ。これは国の力を動員した中国新疆の企業への道理のない抑圧であるだけでなく、新疆と正常な貿易往来を行う世界中の多国籍企業に対する道理のない抑圧でもあり、『自国ファースト』を実現するための悪辣な手段だ」と述べた。

高報道官は、「関連の国際的業界団体と海外企業の中国事務所は近く新疆で現地視察を行い、新疆の綿花畑や紡績工場などを訪れ、状況をその目で確かめる予定だ。百聞は一見にしかず。より多くの企業と機関が、事実と真相を尊重し、市場のルールを遵守するだろうと確信する」と説明した。

また高報道官は、「中国は他国に対し道理のない企業抑圧という覇権主義のやり方を直ちにやめるよう強く促す。中国は引き続き海外企業と新疆が貿易投資を展開するために積極的な支援を提供していきたい」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年7月9日

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