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中国の新職業が若者に大人気

人民網日本語版 2021年07月28日14:28

2020年10月21日、全国人工知能(AI)応用技術技能コンテストの安徽省予選の現場で、「スマートセンサー技術応用」の試合に出場した選手たち。(撮影・王彪、画像提供は人民図片)

中国の人的資源・社会保障部(省)など3当局がさきに共同で、集積回路工学技術者、企業コンプライアンス師、飲料調合師など18種類の新職業を発表した。2019年以降に発表された新職業はこれで56種類になった。

ここ数年、デジタル技術が中国の各業界へ急速に浸透し、企業はデジタル化モデル転換の必要に迫られるようになった。そしてデジタル化管理士、オンライン学習サービス担当者、オムニメディア運営士などの新職業が機運に乗じて誕生した。一方で、デジタル技術が発展して、プラットフォーム経済が勢いよく発展するとともに、ネット注文配達員、オンライン配車運転手など一連の新職業が誕生した。

製造業のモデル転換・レベルアップのペースが加速し、先進的製造業、スマート製造業へと絶えずレベルアップするのに伴って、一連の技術のウェイトや技能の要求水準の高い新職業が誕生した。たとえば先端技術の応用に伴って、産業用ロボットシステムオペレーター、量子アルゴリズムエンジニアなどの「SF的キャラクター」が現実になり、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」を駆動して「中国智造(中国のスマート製造)」に向かわせている。

中国国民の生活レベルが向上し続けるのに伴い、社会のニーズがレベルアップする流れが明確になった。ヘルスケアプランナー、呼吸治療士、リハビリ・補助技術コンサルタント、高齢者能力評価士など一連の新職業が誕生し、健康、ヘルケアプラン、介護、食品の安全性などに対する社会的ニーズの高まりを反映している。

同時に、「興味の経済」をめぐる一連の新たなニーズも、細分化された消費分野の新職業を生み出した。若者が好む密室エンターテインメント業界からは、密室推理ゲームのシナリオライター、音響効果スタッフ、運営スタッフなど一連の職業が誕生した。

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