中国の若者が最初の仕事で重視するするのは何か? (2)

人民網日本語版 2021年08月13日11:26

回答者の66.0%「最初の仕事を通じて社会人経験を身につけるべき」

白さんは、「ネット業界を選んだ時、若いうちいろいろなことをたくさん勉強しようと思った。しかし働き始めると仕事のプレッシャーが大きく、自分の時間が持てないことに気づき、業界を替えることにして、今は銀行で働いている。別の業界に移ったが、最初の仕事が自分にいろいろなものを与えてくれたことは確かだ。最大の収穫は応用可能な社会人としての技能、ふるまい、コミュニケーションのテクニックだ」と話した。

王さんは、「仕事ではあらゆることについて評価が必要で、自分の好き嫌いで評価するのではない。最初の仕事では職場に適応することを学び、学生から社会人へ生まれ変わった。大学で学んだ知識を、実際の仕事に本当に結びつけて運用する。いろいろなことを処理する過程で、自分の感情をコントロールすることも学び、より忍耐強く事に当たれるようになった」と話した。

最初の仕事を通じて身につけるべき内容について、回答者の66.0%が「社会人としての経験」と答え、「長期的なキャリアアッププラン」が58.3%、「業界の専門的技能」が55.3%だった。その他、「それなりの賃金収入」(39.5%)、「応用可能な社会人としての一般的な技能」(34.6%)、「豊富な人脈・人的資源」(34.3%)、「気の合う友人」(25.5%)などがあった。

どうしたら最初の仕事でより多くのことを学べるだろうか。調査では、回答者の75.6%が「チームに積極的に溶け込み、謙虚に学ぶとよい」と答え、64.6%が「新しい事やものにたくさん触れ、絶えず進歩すること」、60.3%が「失敗を恐れず、挑戦する勇気をもつこと」を挙げた。この他、「目標を立てて、自己駆動力を発揮する」(56.5%)、「思い切って重責を担い、経験を積み重ねる」(39.7%)などがあった。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年8月13日

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