第1回国際報道「シルクロード賞」審査委員会会議が今月20日、北京で開催され、2回目の審査の結果を審議、確認した。
審査委員会は複数の国の委員21人から構成されており、人民日報社の方江山副総編集長が委員長を務めた。会議はオンラインとオフラインを組み合わせた形で開催され、方氏が進行役を務め、「一帯一路」(the Belt and Road)ニュースネットワーク事務局が各審査委員のオンライン投票による2回目の審査結果を紹介した。また、各審査委員が意見を述べたうえで、「カザフスタンと『一帯一路』イニシアティブ:どこへ向かう」といった作品19点が国際報道「シルクロード賞」にノミネートされた。またパキスタンの「シルクロードの友」クラブの責任者で、パキスタン・中国学会のムシャヒド・フセイン・サイード会長が第1回国際報道「シルクロード賞」特別貢献賞の最終審査にノミネートされた。
方氏は会議で、「メディアは社会、世情、民意をリードし、国や地域の民心の通じ合いを促進し、『一帯一路』共同建設の物語を描き出す重要な力だ。国際報道『シルクロード賞』の選出は、平和協力、開放的包摂、相互学習・相互参考、互恵・ウィンウィンを中心としたシルクロードの精神を発揚することを目的とし、『一帯一路』共同建設協力理念に賛同し、報道し、解説し、実践するメディア関係者、各界の人々を表彰し、人々が発展を重視し、皆が共に協力するというコンセンサスを築き、人類運命共同体を手を携えて構築するという偉大な実践をサポートすることを目指している」と語った。
国際報道「シルクロード賞」の選出は、「第2回『一帯一路』国際協力サミットフォーラム成果リスト」の重大プロジェクトにしっかり組み込まれている。第1回国際報道「シルクロード賞」には、デプス報道賞、ニュース評論賞、映像作品賞、撮影作品賞、世界の新型コロナウイルスとの闘いをめぐるショート動画賞、特別貢献賞の6部門が設置されている。うち、世界の新型コロナウイルスとの闘いをめぐるショート動画賞は、ここ2年、世界各国が新型コロナウイルス対策を実施しているのを背景に特別に設置された。
第1回国際報道「シルクロード賞」は、「一帯一路」ニュースネットワーク(BRNN)が主催し、同ネットワークの理事長機関を務める人民日報社が筆頭となり、事務局が具体的な業務を担当している。同賞の設置は新たな探索とチャレンジとなっており、審査の過程はオープンで、透明性を保ち、規範性、権威性、開放性、国際性を十分に反映させている。事務局は関連の業務を着実に実行し、多方面に意見や提案を求め、選出規則や選出案を入念に制定し、秩序に基づいて作品募集の推進や審査委員会の立ち上げなどを行ってきた。各賞は、「一帯一路」参加国・地域のメディア、機関、個人を対象に募集され、80ヶ国・地域から作品4485点の応募があった。選出案に基づいて、学術委員会による1回目の審査、審査委員会による2回目の審査、BRNN理事会による最終審査の順で審査が実施されることになっている。今後、BRNNの公式サイトで、2回目の審査の結果が公表されることになっている。その後、「一帯一路」ニュースネットワーク第2回理事会議で最終審査が行われ、各大賞が選出され、第1回国際報道「シルクロード賞」が決定することになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年7月21日