東部通用航空が運航するエアバス製ヘリコプターEC135が今月8日午後2時25分、深セン宝安国際空港から離陸し、約15分後に、香港国際空港の商用航空センターのヘリポートに無事着陸した。これは、2020年初めから新型コロナウイルスの影響で中断していた深センと香港特別行政区を結ぶ越境ヘリコプターの運航が再開したことを意味している。
今月8日、香港特区と中国大陸部の往来が全面的に再開されたのを背景に、東部通用航空は、深センと香港特区を結ぶヘリコプターの越境フライトを今月8日から再開した。同路線の飛行高度は約300メートルと設定されており、パノラマの景色を楽しみながら低空飛行での観光を体験することができ、旅客は深センと香港特区の独特の魅力を体感することができる。通常、同路線にはEC135とAW139のヘリコプターが投入されており、信頼性が高く、快適な移動を体験できる。
計画に基づいて今年下半期には、深センの蛇口クルーズセンターと香港特区の信徳フェリーターミナル、香港空港をダイレクトに結ぶヘリコプターの路線、深セン坪山区から深セン宝安空港の市内ヘリコプター路線を就航させる計画。粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の都市群の低空航空路線ネットワークを充実させ、整備し、同地域の住民により便利でスピーディーな移動手段を提供することになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月9日