北京冬季五輪の開・閉会式の感動のシーンを中国映画博物館で再現

人民網日本語版 2023年02月10日14:02

2022北京冬季五輪の開会式の感動のシーンが再現されている中国映画博物館(撮影・程功)。

2022年の北京冬季五輪の開会式の黄河の水が海へと流れて行くシーンや閉会式の別れる人に柳の枝を送って別れを惜しむシーンは、世界最大のLEDスクリーンにより3D映像の形で映し出され、そのテクノロジーは北京冬季五輪の開・閉会式において、世界の人々を感嘆させた。そしてこのほど利亜徳集団が明らかにしたところによると、冬季五輪開催期間中に中国国家体育場(バードネスト)で使用されたLEDスクリーンが中国映画博物館に正式に寄贈され、収蔵、展示されることになり、冬季五輪の開会式と開幕式の感動の瞬間が同館で再現されている。北京日報が報じた。

北京冬季五輪の開幕式と開会式のステージは、グラウンドスクリーンとアイスキューブ、アイスフォール、南北の横長スクリーンからなり、総面積は約1万4500平方メートル。これは世界最大のLEDスクリーンとなった。利亜徳集団が提供したLEDスクリーンの総面積は1万平方メートルで、全体の約70%を占めた。冬季五輪の文化遺産をさらに良い形で保護、伝承、活用し、冬季五輪の開会式と開幕式の素晴らしいシーンを没入型で再現すべく、利亜徳集団は、同大会開催期間中に中国国家体育場で使用されたLEDスクリーンを冬季五輪の遺産として、中国映画博物館に寄贈した。そのうち、円ホールの中央の壁に設置されたスクリーンの高さは24メートル、幅9.5メートルで、地面に設置されている変形スクリーンの大きさは695平方メートルとなっている。その2つのスクリーンが中国国家体育場の特徴的なレイアウトを再現している。

利亜徳集団の関係責任者は、「中国映画博物館は現時点で、世界最大の国家級の映画に特化した博物館。冬季五輪のビッグスクリーンが同館に収蔵、展示され、冬季五輪の感動が引き継がれることになる。そしてそれにより、冬季五輪の遺産を最大限活用することができる」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年2月10日

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