四川省のジャイアントパンダ国家公園・王朗区間の赤外線カメラにこのほど、雪の積もった山で水を飲む野生のジャイアントパンダの姿が映り込んでいた。中央テレビニュースが報じた。
映像を見ると、野生のパンダが、地面の雪が解けて水が溜まっている場所をゆっくりとチェックしながら足を止め、両手を顔の両側に置いて、水をゴクゴク飲んでいる可愛らしい様子が映っていた。そして、のどの渇きが癒されると、立ち上がってその場から離れていった。
別の映像には、水が飲める場所をあちこち探しているパンダの姿が映り込んでおり、赤外線カメラを発見すると、それに向かってのしのし歩いてきて、カメラ目線で「挨拶」している。
ジャイアントパンダ国家公園の職員は、「毎年2月から4月はパンダの繁殖期。その時期のパンダは水を飲むことが多いので、今後も水を飲むパンダの姿を何度も捉えることができるだろう」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月1日