浙江省の杭州市商務局は今月12日、中国各地の統計局の2022年統計データをまとめて、杭州市の1人当たりの年間消費は4万6440元(1元は約19.3円)で、中国全土でトップだったと発表した。

各地の統計局が公開しているデータによると、2022年、杭州市の1人当たりの消費は上海市(4万6045元)や広東省深セン市(4万4793元)、広東省広州市(4万4036元)を上回ってトップだった。杭州市のほか、浙江省寧波市(4万2977元)や浙江省温州市(4万2809元)も名前を連ねており、浙江省からは3都市がトップ10入りした。
2022年、杭州市の住民の1人あたり可処分所得は前年比3.8%増の7万281元だった。物価変動の影響を除いた実質ベースでは前年比1.4%増だった。1人当たりの生活消費支出は前年比4.1%増の4万6440元だった。
杭州市商務局の微信(WeChat)の公式アカウントは上記のデータについて、「商業施設・スーパー・百貨店は大勢の客で賑わい、飲食店・ホテル・エキシビションセンターも全面的に回復し、観光・文化・コンサートにも活気が戻った。杭州の消費のポテンシャル放出が加速している」と分析している。

高級ファッションブランド・シャネルの店の前で新商品を買うために列を作る男女。
杭州市商務局によると、今年第1四半期(1-3月)、同市では販売促進キャンペーンが365回実施され、延べ565万8000人が利用。売上高は42億3000万元に達した。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月14日
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