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「激戦」で金爵奨女優賞に輝いた李馨巧 |
■男優賞に輝いた張家輝 肉体改造でゴールデンスラム達成
すでに台湾のアカデミー賞・金馬奨や香港のアカデミー賞・金像奨で男優賞に輝いている張家輝は、今回上海国際映画祭の金爵奨を獲得したことで、中華圏の3つの映画奨に輝くゴールデンスラムを達成した。今回の「激戦」では、さまざまな努力を行い、準備から撮影に至るまで、厳しいトレーニングを積み、自身の演技派男優としてのこれまでのイメージを打ち破った。苦しいトレーニングを経て肉体改造を行うと同時に、総合格闘技とブラジル柔術を学んだ。そのかいあって、映画「激戦」は映画祭で上映された際に観客や評論家からこぞって高い評価を受けたほか、映画上映中に女性観客から度々演技を賞賛するささやき声が上がっていた。23日夜、男優賞を獲得した張家輝は大きな喜びを表し、受賞後のスピーチでは娘役の李馨巧との共演シーンについて、「先輩を脅かすほどの演技力」と称賛し、プレッシャーが大きかったことを語った。
張家輝は「デビュー以来多くの映画を撮影してきたが、『激戦』はその中でも最もハートウォーミングな作品だ。演じたのは、ごく普通のありふれた小人物だが、すべてを背負う覚悟や責任感があり、とても善良ないい男だ。この映画を見終わった人は、確実にいい男の基準が変わると思う」と語った。
■ロシア映画「警界黒幕」(The Major)が作品賞と監督賞をW受賞
カンヌ国際映画祭の批評家週間にも出品されたロシア映画「警界黒幕」(The Major)が上海国際映画祭のコンペティション部門で金爵奨作品賞を受賞したほか、同作品の監督・主演を務めたYuri Bykovが監督賞に輝いた。(編集MZ)
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