台湾人気ユニットF4が中国の春節番組で復活
江蘇省の衛星テレビ「江蘇衛視」の春節(旧正月、今年は2月10日)年越し番組に、中国のコントの帝王と呼ばれる趙本山(チャオ・ベンシャン)の出演が最近決まったのに続き、台湾のアイドルグループ「F4」の出演も正式に決まった。これまで複数のテレビ局が「F4」の出演を臭わせていた。一方、「江蘇衛視」は「F4」の出演を確実な情報として発表。パフォーマンスの方法などについては「協議中」としながらも、「2曲を披露する予定」であることを明かした。人民網が報じた。
「F4」は、日本の人気少女マンガ「花より男子」を台湾でドラマ化した作品「流星花園」(2002年)に出演した4人によって結成されたアイドルグループ。2008年に、日本でツアーを7公演開催した後、解散発表こそしていないものの、4人それぞれがソロ活動を行う状況が続いていた。そして、「流星花園」が人気を博してから11年たち、「F4」の活動再開を望む声が高まり、多くのメディアや機構が、「橋渡し」を試みたものの、実現はしていなかった。
「江蘇衛視」総編集室の劉原・副主任によると、「既に、メンバーであるジェリー・イェン(言承旭)、ヴィック・チョウ(周渝民)、ケン・チュウ(朱孝天)、ヴァネス・ウー(呉建豪)の全員が出演に同意した。4人そろって同曲の春節特別番組に登場する」と明言。今回の再結成に先立ち、同局は1年半前から、「F4」やそのマネージャーと接触して準備を進めてきたという。
さらに、「F4」の再結成に関しては、ケン・チュウのマネージャーも取材に対して「確か」と明言し、「皆さんに感謝している」とコメントしたほか、ヴィック・チョウのマネージャーも「4人は、スペシャルパフォーマンスを準備している。必ず11年前と同じ、魅力あふれる姿でF4がよみがえる」と意気込みを見せた。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月24日