「台湾の民謡王」潘安邦が死去
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「台湾の民謡王」と謳われ、「外婆的澎湖湾」(おばあちゃんの澎湖湾)や「跟着感覚走」(感じるままに進む)などのヒット曲で、中国大陸を一世風靡した台湾歌手、潘安邦(パン・アンバン)が3日、台湾の病院で死去した。52歳だった。
30年近くにわたり潘安邦と親交があった音楽プロデューサー・歌手、韓賢光(イエン・ハン)が3日、潘安邦が腎臓癌で亡くなったことを明かした。韓賢光は、「家族全員が見守る中、安らかに眠りについた」と語り、潘安邦が亡くなる前に家族や親友らが傍らに付き添っていたことを明らかにした。潘安邦は1989年に中国中央テレビ(CCTV)の春節(旧正月)年越し番組「春節聯歓晩会」(春晩)で「外婆的澎湖湾」の歌を披露するなど、中国人になじみのある多くのヒット曲を歌った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年2月4日