2013年4月23日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:11:32 Apr 23 2013

「天壇奨」候補作品 映画評論家、「国際色豊か」と評価

 中国の著名な映画評論家・木衛ニ氏は北京国際映画祭に今年から新たに設けられたコンペティション部門「天壇奨」について、「候補作品は2012年アカデミー賞外国語映画賞に各国の代表作として参加するなど、国際的な代表作が多い。上映時の映画の画質も良く、観客からも評判が良かった」と評価する一方、「映画館の字幕投影機器の設定がもう少し柔らかい光だったら、さらによかった」と付け加えた。「新京報」が伝えた。

 ■参加映画のジャンルが豊富

 コンペティション部門にノミネートされている「Lore」(中国名:少女洛荷)は昨年、「アカデミー賞 外国語映画賞」のオーストラリア代表作品に選ばれた作品で、撮影技術や撮影が素晴らしく、俳優の演技も秀逸だった。現在、映画界で世界的によく取り扱われている「歴史の反省」や「第2次世界大戦に対する新たな認識」がテーマとなっている。

 メキシコの「The Fantastic World Of Juan Orol」(中国名:B級片之王)は、当時のメキシコのB級映画監督の物語を振り返ると同時に、メキシコ映画界を回顧するスタイルになっている。撮影の手法が特に優れているわけではないが、見ていてとても楽しい。木衛ニ氏は「この映画は、国際映画祭にあるべきジャンルの映画だと思う。中南米の国の映画は風変わりなものも多いが、国際映画祭はそういったものも含めて多元的であるべきだ」と語る。

 ■行列を作って上映作品を鑑賞する映画ファン

 コンペティション部門のほかにも、多くの上映作品が観客たちの人気を集めた。シネコンの星米国際影城北京世界城では21日午後にロシア映画「Burnt By The Sun 2:Citade」(中国名:烈日灼人)が上映され多くの映画ファンを動員した。映画の上映前40分ぐらいには、チケットを受け取るカウンター前に長い列が出来ており、上映時に空席はほぼ見られなかった。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年4月23日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古