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20代中国人監督の短編 ベネチア映画祭に選出される

【中日対訳】 

 28日に開幕する第70回ベネチア国際映画祭(8月28日-9月7日)の各部門の出品作品リストが続々と発表されている。中国からも20代の王小偉監督の短編「死水」がオリゾンティ部門に正式出品された。これは、今年のベネチア国際映画祭に正式出品された唯一の中国映画となる。環球網が伝えた。

 1985年生まれの王小偉監督は雲南師範大学芸術学院を卒業。短編「死水」は王監督の2作目の作品となる。夏の午後の炎天下、大渋滞に巻き込まれたタクシー運転手は川辺に降り立つ。運転手はそこで絵を描いている画家と出会う。ひとしきり話をするうちに、運転手は画家が抱える秘密を発見する。同短編は映画的な演出でミステリアスな雰囲気を作り出し、平穏で静かな生活の中に潜むさまざまな暗闇をあぶりだす。

 同短編が正式出品されるベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門とは、同映画祭の4つのオフィシャル部門の1つで、世界の映画界の未来のトレンドや傾向をつかみ、映画の先鋭的、革新的な才能を発掘することを目的としており、短編作品やドキュメンタリーも含まれる。中国人監督では、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)や王兵(ワン・ビン)、李玉(リー・ユー)、劉傑(リウ・ジエ)、管虎(グァン・フー)などが同映画祭のオリゾンティ部門に選出されたことがある。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年8月8日

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