<企画>2013年上半期 映画祭で異彩を放った中国映画
今年上半期の中国映画市場の勢いがすさまじい。業界内の統計によると、上半期の全国映画興行収入は6月末の時点で109億元(約1788億円6900万円)に達した。
中国映画は海外の映画祭に大きな賞をとり、日本映画よりも注目を集めている。中国の映画界はここまで発展し、世界的にも評価の高い映画を作れた。
▼トロント映画祭、中国語映画100年の特集上映
6月5日に開幕したトロント国際映画祭では、6月5日から8月11日まで特集上映プログラム「A Century of Chinese Cinema」(中国タイトル:両岸三地百年中国電影光華展)が組まれ、香港映画30本を含む映画80本が上映される。[記事全文]
▼第66回カンヌ映画祭
5月15日、フランスのカンヌで開幕した。2週間にわたり上映される約80作品の中には、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の「天注定」や香港のジョニー・トー監督の「盲探」、香港の新鋭・劉韵(リウ・ユン)監督の「過界」など中国映画も含まれる。
カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、中国の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の「天注定」(A TOUCH OF SIN)が脚本賞に輝いた。[記事全文]
▼第3回北京国際映画祭
5月16日夜、天壇公園祈年殿で開幕した。今回の映画祭では初めてコンペティション映画部門「天壇奨」が設立された。
今回の映画祭では、中国の映画『1942』が最優秀映画賞と最優秀視覚効果賞を授賞し、最も注目を浴びました。また、最優秀主演男優賞はイギリス映画『Song for Marion』に出演したテレンス・スタンプに、最優秀主演女優賞は中国映画『風水』(万箭穿心)主演の顔丙燕に授与され、特別賞にはカナダとフランス合作の『Inch'Allah』が選ばれました。
▼第16回上海国際映画祭
第16回上海国際映画祭は出品された14作品中3作品が中国語映画であるほか、最終的に中国語映画「激戦」が演技部門で2つの賞に輝いた。香港の演技派俳優の張家輝(ニック・チョン)が男優賞に輝いたほか、劇中で張家輝の娘を演じたマレーシア出身の天才子役・李馨巧(クリスタル・リー)(10)が史上最年少で金爵奨女優賞を獲得した。[記事全文]
▼アジア映画賞 中国映画が初の最優秀作品賞
中国の映画が国際的な映画賞を受賞することが増え、第7回アジア映画賞にロウ・イエ監督が武漢で撮影した映画「浮城謎事」が最優秀作品賞に輝いたなど、中国映画の国際化も進んでいます。
▼中国映画の国際化の思考
世界各国の映画界の重鎮たちがボアオ・アジアフォーラムに集結し、中国映画界の国際化と展望について語り合った。[記事全文]
「人民網日本語版」2013年7月17日