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第66回カンヌ映画祭、チャン・ツィイーが再び審査員に

 15日に開幕する第66回カンヌ国際映画祭は1日、「ある視点部門」の審査員メンバーを発表し、中国人女優の章子怡(チャン・ツィイー)を審査員4人のうちの1人に選んだ。章子怡は今後、デンマークの監督トマス・ヴィンターベア審査委員長のもとで、ほかの審査員3人と共に「ある視点部門」の最優秀作品を選出していくことになる。「広州日報」が報じた。

 「ある視点部門」はカンヌ国際映画祭のパルムドールなどを競う「コンペティション部門」とは別に、実験的で革新的なスタイルを持つ作品群が競い合う部門で、新鋭監督の優秀作品を抜擢することに重きが置かれている。今年は出品映画18本のうち、約3分の1が新人監督のデビュー作となっている。オープニング作品は米国のソフィア・コッポラ監督の「THE BLING RING(原題)」で16日に上映される。中国語映画では、施南生(シー・ナンサン)プロデュース、劉韵(リウ・ユン)監督、劉陳坤(チャン・クン)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)主演の「過界」(英語名:BENDS)が唯一ノミネート。今後「ある視点部門」部門大賞や審査員大賞などを目指して競い合う。

 章子怡とカンヌ国際映画祭の縁は深く、2006年には第59回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の審査員を、2009年には第62回カンヌ国際映画祭のシネフォンデーション部門と短編部門で審査員を務めている。今年再び「ある視点部門」での審査員を務めることで、カンヌ国際映画祭の3大主要部門の審査員をすべて務めることになる。今年の審査員には章子怡のほか、フランス人女優のリュディヴィーヌ・サニエ、ブラジルの映画祭ディレクターIlda Santiago(リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭ディレクター)、スペインのプロデューサーEnrique Gonzalez Macho(スペイン映画アカデミー会長)が招かれており、ともに同部門の大賞を選出していく。

 第66回カンヌ国際映画祭は15日から26日まで開催される予定。ハリウッドの著名監督スティーブン・スピルバーグがコンペティション部門の審査委員長を務めるほか李安(アン・リー)監督がジョニー・トー監督や施南生(プロデューサー)の後を継いで、、中国人監督としてカンヌ国際映画祭のコンペティション部門の審査員を務める。また、フランスメディアがこれにさきがけ盛んに報道していた米国の著名女優・ニコール・キッドマンも審査員に就任した。コンペティション部門では賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の「天注定」が中国語映画として唯一候補に選出されており、パルムドールを目指して争う。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年5月2日 

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