「私人訂制」が審査を通過 予定通り公開へ
年末を間近に控え、2013年の年越し映画の競争が激化している。馮小剛監督もコメディー大作「私人訂制」(Personal Tailor)を引き下げて参加する。インターネットではこのほど、映画「私人訂制」が「審査を通過せず、公開が延期されるようだ」という情報が流れて論議を呼んだ。人民網が伝えた。
「私人訂制」の制作会社、華誼兄弟(Huayi Brothers)の王中磊総裁は10日夜、微博(ウェイボー)でインターネットでの噂に回答し、同日発行されたばかりの国家ラジオ・映画・テレビ総局映画管理局が「私人訂制」向けに映画上映許可証を公開し、「私人訂制」は審査を通過し、予定通り12月19日に上映すると述べた。
「審査を通過せず」の噂は「飢餓マーケティング」か
「私人訂制」が審査を通過していないという情報が伝えられた時、多くのインターネット利用者が信じず、映画PRの一種の方法だと考えていた。業界関係者の分析によると、これは実は映画の「飢餓マーケティング」で、広告会社や制作会社がこうした方法で映画の注目度を高め、「見られないかもしれない」というムードを生み出して観客を惹きつけるためのものだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月12日