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「80後」の若者が見た日本、そして感じたこと--カク明さん (4)

 ■留学経験が人生の選択肢を豊かに

 人民網:中国に帰国後、どのような仕事につきましたか?日本語の仕事での重要性はどれくらいですか?

 カク明:帰国後、1カ月ほど休養し、今年9月に用友グループ傘下の暢捷支付公司の入社、新興業界の第三者への支払い業務に対するリスク管理をしています。私は日本の厳しいやり方を実際の仕事に活かしたいと思っています。現在、通常の業務で日本語を使うことはほとんどありませんが、事前に仕事を探していた時に日本に留学していた経験や日本語の能力やそのほかの専門知識が、たった1カ月の間に4社の有名企業からの内定を得ることに役立ち、選択の幅を大きく広げてくれました。

 人民網:その後、出張で日本に行きましたか?日本社会に変わったところはありましたか?

 カク明:今のところ、日本出張に行く機会はありませんが、大学の同窓会には行くつもりでいますし、2020年には東京オリンピックを見に行きたいと思っています。その時には自分が苦労した場所の移り変わりを見てみたいですね。

 人民網:当時の留学生活を振り返ってみて今はどうですか?

 カク明:あの留学生活は私の人生を変える大きな役割を果たしました。中から得られた貴重な経験は私の人生に有益でしたし、きっと一生忘れられない思い出になるでしょう。

 ■留学はたやすい道ではない 気持を確かに保ち努力を怠らないこと

 人民網:これから日本に留学しようと思っている学生たちに何かアドバイスを頂けますか?

 カク明:経験者としては実際、日本に留学しようと考える学生に伝えたいことはたくさんあります。まずいいたいのは、留学は人生にとって大事なことで、この道を選ぶということは、完全に自分の人生を変えることになるかもしれない。ただし、行先はけっして平坦な道ではなく、でこぼこした道かもしれない。だから、みなさんが選択するときには慎重にしなければいけません。そして決めたらやり続けなればいけない。そして、留学を選択したら、はっきりとした自分の目標を持つことです。常に自分で短期の目標や長期目標を設定して、そのための努力を怠らないことです。最後に、学生の皆さんが平常心を保って、留学生活で出会うすべてのことを積み重ねや学習として生かすことです。何と言っても留学で最も重要なのはやはり自分を鍛え、自分の人生の価値を実現することなのですから。(編集EW)

 カクは赤へんにおおざと

 (本文章は人民網日本語版の著作権コンテンツです。書面による許諾がない限り、同コンテンツを無断で転載することを禁じます。)

 「人民網日本語版」2013年10月30日

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