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日韓学生と英語の長い格闘 (3)

中国メディアが見る日本

 韓国:英語学習のために舌の整形手術

 日韓両国は近年、期せずして一致して英語教育を強化している。まるで勤勉さで能力のなさをカバーするようだ。統計によれば、IELTSのような能力試験に参加している20カ国の中で、韓国と日本は下から2位と1位を分け合っている。比較すると、韓国の学生はこのようなひどい点数には悔しい思いをするだろう。なぜかというと、日本の英語教育のアップダウンとは違い、韓国は英語を学ぶのにずっと一生懸命な国だったからだ。

 韓国人は英語学習での劣勢は、もしかして先天的なものかもしれない。日本語と同じように、ハングルも特別な言語構造(膠着語)、特殊な語順(主語、目的語、述語)であることが、韓国人の外国語学習を非常に難しくしている。ただし、もっとも悔しいのはもしかして韓国語独特な発音かもしれない。やはり日本語と同じように韓国語も[r]の子音がない。だから英語を学ぶときには、日韓の学生は英語の「R」と「L」の発音の区別がつきにくい。

 こうした言語の障壁を克服するために、韓国人は彼らが得意とする整形手術でこの残酷無情なやり方を思いついた。実際、多くの韓国人は生理構造的にはこの手術の必要はない。この手術が韓国で流行っているのは、全国民の英語に対する決心を表現する「芸術的な行為」に近い。舌を手術するのは、韓国人は英語学習のために当然、もうできないことはないを意味する。早くも2006年、韓国は英語教育にすでにGDPの2%以上をつぎ込んでいる。特に、前大統領の李明博氏が就任した後、韓国は全国民の熱狂的な英語ブームが起こった。政府は「英語公共教育正常化案」を打ち出し、2013年までに4兆韓国ウォン (約328億元)を投入して全面的に教育課程、教科書、教師制度を改革するとした。また、「三振アウト」の制度で、韓国の高校以上の英語教師には、授業は全面的に英語でするよう要求し、その能力がないものは授業をできなくした。

 今の韓国では、中学・高校のクラス分けの英語の成績が決定的な役割を果たすだけでなく、一部の韓国国内のランキングが非常に上位の大学の新入生は入学する前に英語評価テストを行い、成績によってクラス分けをし、授業はすべて英語で行われる。韓国の大学生は通常卒業前に長くて1年間、短くても半年を英語にかける。理由としては、韓国は英語の重要性を強調しているので、専門的に韓国版の「TOFLE」である「K-TOEIC」を行い、サムスン、ヒュンダイのような大企業に入社したいなら、英語は出世のための手づるになる。

 歴史上、「事大主義」は韓国の伝統だ。近代前の中国語学習から日本占領時代の日本語学習、独立してからの英語学習、韓国は外国語学習の問題において心理的障害は中国や日本よりも小さい。しかも、国内の空間に限りがあり、韓国は対外交流が急務になっている。こうした要素がすべて韓国を英語教育の推進に向かわせている。東アジア三カ国の中でもっとも断固として頑張っている重要な要素だ。(編集EW)

 「人民網日本語版」2013年10月31日

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