彭麗媛夫人がロシアで孤児の寄宿学校を訪問 (2)
■劉古昌前駐露大使「彭夫人が同行したことで習主席の初の外遊に彩りが添えられた」
駐露大使を務めたことのある中国国際問題研究基金の劉古昌執行理事長はこのほどロシアメディアの取材に「彭夫人は大変控え目で、穏やかで近づきやすい人だ。彭夫人が同行したことで習主席の初の外遊に明るい彩りが添えられた」と述べた。
劉氏は「国家元首が外遊時に夫人を伴うのは慣例だ。江沢民氏や胡錦濤氏の外遊時にもプーチン氏やメドベージェフ氏の来中時にも夫人を伴った。これは慣例だ。習近平主席も今回夫人を伴ってロシアを訪問した」と述べた。
劉氏はかつてロシア公演時の彭夫人を何度ももてなした。彭夫人は20年余り前に中国人民解放軍総政治部歌舞団のメンバーとしてルーマニアを訪問。その時劉氏は夫人とともに大使館で彭夫人をもてなした。劉氏の夫人は大使館代表兼通訳として全日程に同行した。「彭夫人は当時すでに歌舞団の主役だったが大変控え目で、穏やかで近づきやすい方だった」と劉氏は述べた。
「私と妻は彭夫人に大変良い印象を持った。とても上品で親しみやすい方だ。クレムリン宮殿大劇場で公演した後、平服に着替えてレセプションに出席したことがあった。国内外の貴賓は次々に彭夫人の素晴らしい公演を称賛し、祝した。彭夫人は大変謙遜しており、少しも大スターぶらず、みなと親しく話を交していた」。彭夫人の印象について、劉氏はこう語った。
「彭夫人が同行したことで習主席の初の外遊に明るい彩りが添えられた。これは間違いない。国家間、人民感の友情に対してファーストレディーおよび元首の家族間の友情が果たす先導作用は軽視できない」と劉氏は指摘。「彭夫人は今後の中国の外交的取り組みや中露関係に対して非常に積極的な役割を果たす条件と能力を備えていると私は信じている」と最後に述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月25日