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「平和の衣」を脱ぎ去ろうとする日本に警戒すべき (3)

 ■米日の動きは域内諸国間の相互信頼構築にマイナス

 米国がアジア太平洋への「リバランス」戦略を推進し、中国が経済的・政治的地位を高め続け、日本と隣国との領土紛争がたびたび激化する中、中米日の3国間関係が強く注目されている。「経済面では中米日は相互依存、相互融合関係にあり、『三辺』は比較的均衡がとれており、互恵構造にあると言える。政治、安全保障面では権力のシフト、同盟要因、一体感の落差から、中米日三角関係は米日の一辺が最も近く、中米は比較的遠く、中日は比較的遠いまたは遠いというバランスを失した状態にある」と呉氏は指摘。「米国がアジア太平洋への『リバランス』を打ち出すと、日本は積極的についていった。米日は日本が地域の安全保障に一層の役割を発揮し、共同で中国を牽制するという面で、第2次大戦後最も堅固な戦略上の共通認識を形成したといえる。米日は連携してアジア太平洋地域における政治、安全保障、経済面の優勢を守り、その主導する地域の秩序とルールに対する中国の『挑戦と転覆』を防ぎ、取り除こうとしている。米日の動きは域内諸国間の戦略面の相互信頼の形成と構築を害し、対立局面を引き起しやすくしている。包容的で均衡的、開放的で協力的な良性の関係構造の確立を図るべきだ」と述べた。

 東京大学の樋口陽一名誉教授(法学者)は「圧倒的多数の日本の民衆は侵略の歴史を反省することを支持している。日中の民衆間には相互理解の強化がまだ必要だ」と述べた。79歳の樋口氏は仙台出身で、仙台の魯迅記念碑に関する記事を掲載した1961年6月20日付人民日報を今も持っている。「日中両国関係が困難な時に魯迅記念碑を建立したのは相互理解を強化する『井戸を掘る』事だった。現在も当時の精神を大いに発揚する必要がある」。

 五十嵐氏は「中米日3国は世界経済・貿易に大きな比重を占める。3国関係をどう構築するかは世界に重大な影響を与える。良好な関係は3国自らにとってもメリットがある」と述べた。伊藤氏は「中日間に相互信頼関係を構築することが特に重要だ。日中は永遠に隣人であり、友好的につきあう以外に道はないからだ」と強調した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年4月2日

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