中共第18期中央委員会第3回全体会議コミュニケ(全文) (8)
2013年11月12日中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議にて採択 全体会議は、党の指揮に従い、勝利することができ、気風も優良な人民軍隊を建設するという、新情勢下における党の強軍目標を目指して、国防と軍隊の建設の発展を制約する際立った矛盾と問題の解決に力を入れ、軍事理論を革新・発展させ、軍事戦略の指導を強化し、新たな時期の軍事戦略方針を練り上げ、中国の特色ある近代軍事力体系を構築する必要があるとした。軍隊の体制編制の調整・改革を深化させ、軍隊の政策制度の調整・改革を推進し、軍と民との融合のさらなる発展を推進しなければならない。
全体会議は、改革の全面的深化のためには、党の指導を強化・改善し、全局を見据え各方面を協調させるという党の革新的指導の役割を十分に発揮させ、党の指導水準と執政能力を高め、改革の成功を確保しなければならないことを強調した。中央は、改革の全面的深化のための指導グループを設立し、改革の総体設計や統一調整、全体推進、実施管理を担当させる。各級の党委員会は改革に対する指導責任を適切に果たさなければならい。幹部人事制度改革を深化させ、人才結集のための体制・仕組みを構築し、人民大衆の積極性・自発性・創造性を十分に発揮させ、地方や基層、大衆の大胆な模索を奨励し、適時に経験を総括する必要がある。
全体会議は、現在の情勢と任務とを分析し、全党の同志は、改革の全面的深化に関する中央による重大決定配置へと思想と行動を統一させ、進取意識とチャンス意識、責任意識を高め、方向をしっかりと把握し、大胆に実践・模索を行い、統一調整を重視し、改革の共通認識を形成し、指導責任を果たし、中央の改革決定配置を揺るぎなく実現しなければならないと強調した。中央の決定配置に基づき、安定を保ちつつ前進や成果を求める姿勢を堅持し、各項の活動をしっかりと遂行し、経済社会の発展の勢いを保ち、大衆とりわけ苦境にある人々の生活に関心を払い、社会の調和と安定を促進し、党の大衆路線教育実践活動を引き続きしっかりと推進し、経済社会発展の所期目標の実現に努力する必要がある。
全体会議は、全党の同志に対し、習近平同志を総書記とする党中央の周りでしっかりと団結し、全力で前進に努め、難関攻略に立ち向かい、改革開放という偉大な事業の歴史の新たな章を生み出し、小康社会の全面的な完成と、中国の特色ある社会主義の新たな勝利の不断の獲得、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために奮闘しようと呼びかけた。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年11月13日
ブリーフィングの内容一覧
総体目標
経済体制改革--改革の全面的深化の重点
2020年までに、改革において決定的な成果を上げる
統一的・開放的で秩序ある競争の行われる市場体系を建設
独立的で公正な裁判権と検察権の行使を確保
国家安全委員会を設立