悔い改めることなく、誤った歴史観を頑なに堅持し、人類の公理と正義に引き続き挑戦し、アジア近隣国の感情をほしいままに傷つける。安倍はいかなる褒め言葉も得ることはあり得ず、自らを歴史の被告席へと追いやる運命にある。
安倍ら日本の政治屋は、政治と経済は別であり、亡霊参拝は外交危機をもたらし得るが、「政冷経熱」状態も受け入れられないものではないと考えているのかもしれない。こうした考え方は全くもって甘すぎる。国家間の経済・貿易協力を真空状態で行うことは不可能であり、市場要素と政治関係が永遠に接することのない平行線であるとは考えにくい。安倍の参拝行為は歴史の傷跡をえぐるに等しく、信頼の雰囲気を損ない、東アジア地域の実務協力を妨げることは必至だ。
東アジア地域の安全と安定に衝撃を与えているのは一体誰か?事実ははっきりしており、安倍が人を騙す甘言をいくつか弄したからといって歪曲できるものではない。南ドイツ新聞(SZ)は安倍の参拝について、近隣国への侮辱であり、元々穏やかでない地域の緊張を一層激化させたと報じた。米外交問題評議会の軍事・外交政策分析家のマックス・ブート氏は安倍の参拝について、不必要な「挑発」であり、近視眼的行為だと指摘した。米紙ワシントン・ポストは安倍の靖国参拝について、軍国主義の象徴を固守していると見なされ、日本を一層孤立させると指摘した。
午年を前に、安倍はこの自らの干支の年に全力を尽くし、萎縮せず、ひるまずに挑戦を迎え撃つと繰り返し表明した。公然たる靖国神社参拝によって、安倍という手綱を逃れた馬の思い上がりぶりを世界ははっきりと感じ取った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月9日