2014年1月15日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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米国は一体日本をどのような国にしたいのか?

 2014年01月06日15:01
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 安倍晋三の「亡霊参拝」に世界中から罵声が上がり、一貫して片目をつぶってきた米国さえもが異例にも「失望」を表明した。一見落ち着いた「失望」は、米国人の複雑でデリケートな心情を反映している。(文:思楚・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」)

 米国人が少し怒っているのは確かだ。第2次大戦後ずっと米国は日本を犬のように言うなりになる小さな従僕と見なしてきた。米日安保条約によって日本にくつわをかませると同時に、負担も背負わせた。冷戦になると、日本を再武装させた。日本経済最盛期には、「プラザ合意」によって日本を抑えつけた。米国が対外戦争を発動するたびに、日本は「喜んで」金を出した。「アジア太平洋回帰」が必要になると、日本を檻から出して「急先鋒」にしようとした。だが、安倍が祀るA級戦犯の両手は米国人の血にもまみれており、米国が不愉快になるのは当然だ。ケリー米国務長官とヘーゲル米国防長官が昨年10月の訪日時に千鳥ケ淵戦没者墓苑をわざわざ訪れたのは「靖国神社はアーリントン国立墓地ではない。一線を越えることは許さない」と日本に告げるためだ。日本が「逆らった」ことに、米国が立腹したのは当然だ。

 米国は少し慌ててもいる。米国がここ何年か日本に対する縛りを緩めてきたのは、自国の力が低下する中、日本のような「あてになる」「忠実な」同盟国の助けを得ようという虫のいい計算からだ。日本の右傾化に対して米国人は「日本は民主政体であり、行き過ぎを自ら是正する力がある」と自らを慰めてきた。だが安倍はこの1年余り、歴史の確定評価を覆し、隣国との関係を悪化させ、北東アジアの緊張を高め続けており、予測不能な「トラブルメーカー」としての本質を日に日に顕にしている。日本の力を借りるのではなくて、日本と共に泥沼に引きずり込まれることになるのではないかと米国人は懸念を深めている。


【特集】安倍首相による靖国参拝の波紋

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