2012年11月23日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:12 Nov 23 2012

東洋文明の理念で東アジア協力を推進 (2)

 話し合いによる一致、互いの懸念や快適性への配慮は、東洋文明の理念を体現している。これが東アジア地域協力推進するうえで実効性ある方法であることも、事実が証明している。現有の協力枠組みを確固たるものにし、発展させるには、協力のレベルと範囲を不断に拡大し、溝や問題を適切に処理する必要がある。ASEANは協力という大きな方向性をしっかりと把握し、様々な妨害の「ASEAN方式」による処理を堅持する必要がある。とりわけ、協力の分断や破壊の企てに機会を与えてはならない。また、外部勢力が南中国海問題を利用して難癖をつけ、徒党を組むことにも用心し、防がなければならない。南中国海問題は領有権主張国の二国間協議・交渉によって解決する。これが問題の過熱を防ぐ重要な原則的立場だ。この立場を支持することは、地域協力の大局への責任であり、ASEANの「中核としての地位」と「主導的役割」への尊重でもある。

 南中国海問題における中国の立場は明確かつ一貫したものだ。中国は南中国海の平和・安定維持に尽力し、10年前にASEAN加盟国と「南中国海における関係国の行動宣言」に調印し、一連の重要な原則に達した。過去10年来の南中国海の平和局面は、まさにこれらの原則を堅守することで得られたものだ。これらの原則は強化することしかできず、弱めることは許されない。黄岩島(スカボロー礁)は中国固有の領土であり、領有権争いは存在しない。主権を守るための中国の行動は正当かつ必要なものだ。いずれかの国が主権を譲渡することと引き換えに東アジアの安定を得ることは不可能だ。

 中国は東アジア協力の推進に重大な貢献をしたし、引き続き中国の平和的発展による「配当」を各国と分かち合うことを望んでいる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年11月23日

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古