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米国の対日宥和政策、「悪人を助けて悪事をなす」 (2)

 日本の右傾化の危険に、中国だけでなく他のアジア諸国も警戒すべきだ。中国と同様、アジアの多くの国々はかつて日本軍国主義に踏みにじられた。韓国、朝鮮、フィリピン、インドネシア、ベトナム、マレーシアはいずれも日本軍による殺戮に遭った。国家と家族の恨みを、わが身のように感じているはずだ。だが信じがたいことに、一部アジア諸国の政治家は近年、目先のわずかな利益のために日本の政治屋と気脈を通じている。まさか彼らは自国が日本に侵略され、蹂躙された歴史をすでに忘れたのか?まさか今なおこうした国々の至る所にある第2次大戦の犠牲者の墓地を、すでになんとも思わなくなったのか?喜びと安堵に値するのは、最近一部東南アジア諸国の主流メディアが正義の声を上げ、政治屋達に対日戦略の批判的再検討を求めていることだ。

 中国には「火遊びをする者は必ず自ら焼け死ぬ」という古い言葉がある。今年に入り、米国にそそのかされる形で、日本国内の極右分子は第2次大戦中に中国およびアジアの人民に対して犯した途方もない大罪を頑として否認し、韓国、中国との領土紛争において強硬に対抗すると同時に、軍拡と戦争準備を加速し、平和憲法の改正と軍国主義の復活、世界反ファシズム戦争の勝利の成果への挑戦を愚かにももくろんでいる。これら全ては拡張という日本の野心をはっきりと、間違いなく物語っている。われわれは日本の政治屋に対して、歴史を正視し、危険の瀬戸際で踏みとどまり、日本を危険な戦争状態に引き込まないよう警告しなければならない。その一方で、米国を含む一部アジア太平洋諸国に対しても「悪人を助けて悪事をなしてはならない。さもなくば最終的に自らに災いが降りかかる結果になるのは必至だ」と警告しなければならない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年11月26日

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