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日本は平和憲法の檻の中で悔い改めぬ虎のよう (2)

 今日の日本は中国の台頭、韓国の発展、ロシアの復活に囲まれる中で意気消沈するだけでなく、前後の見境を失っているようだ。平和憲法に対する憎悪が急速に蔓延している。このまま行けば「新憲法」が最終的に平和憲法に取って代わるのは時間の問題だ。核兵器について論じたり、あれを打破するだのこれを打破するだの言っている日本人が常にいることを思えば、今は極端に聞こえる主張が、ある時点で急速に日本の民意にまで高まることがないと誰が保証できよう?

 日本の近代史は狂気に満ちている。第2次大戦の徹底的な敗北はこうした狂気に手痛い打撃を与えたが、抑えつけただけで、根絶はできなかったようだ。日本がいわゆる「普通の国」になることは、アジア政治の巨大な不確定性を意味する。

 中国の台頭は確かにアジア太平洋に最も際立った変数をもたらした。だが中国の台頭は民生経済から始まったものであり、その国力の成長は民生改善の延長線上にある。中国の軍事力整備は大国の台頭において相対的に遅いものであり、しかも今日もなお控え目であり続け、いかなる国との力による対立も極力避けている。

 中国に対する外部の防備の心理をわれわれは理解する。実際には中国は一貫して台頭のダイナミズムの中で絶えずアジア太平洋と力の均衡を図るべく努力しており、安全保障の各目標において一方的な強大化による突破口は求めていない。

 日本が不満や闘志を全て中国にぶつけるのは東アジアにとって危険だが、最も危険なのは間違いなく日本にとってだ。中国が発展によって反発の力を増すことは確実だ。日本は経済的停滞のためにやるせない時期に、中国との対立という誤った方向へは決して進むべきではない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年11月30日

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