外交部:中米の経済貿易問題について
外交部(外務省)の定例記者会見で3日、洪磊報道官が質問に答えた。
--米下院歳入委員会と上院財政委員会の幹部は11月30日、オバマ政権高官に宛てた書簡で、12月の中米合同商業貿易委員会を前に両国の経済貿易問題への懸念を表明し、「中国は引き続き市場化改革に背を向け、国有企業による経済支配を深め、世界貿易機関(WTO)規則に違反する補助金制度を実施し、保護経済主義を遂行している」と指摘した。
中米の経済貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。双方は相互理解と相互利益、対等な協議の原則に基づいて適切に溝を処理すべきだ。中国を非難しても米国自身の問題は解決できない。米国は中米の相互信頼・協力にプラスとなることをすべきだ。それが米国自身の利益となる。双方が中米合同商業貿易委員会などの場を十分に利用して協力を深め、摩擦を解消し、互恵・ウィンウィンを基礎にした経済貿易関係の健全で安定した発展を促すことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月4日