2030年に中国が経済規模で米国を追い抜くとの予測について
【中日対訳】 外交部(外務省)の定例記者会見で12日、洪磊報道官が質問に答えた。
--米国家情報会議(NIC)は10日に発表した報告書「世界潮流2030」で、2030年までに中国が経済規模で米国を追い抜くと予測し、両国の協力の実現を望む考えを示した。
改革開放以来、中国は世界の注目する発展を遂げた。だが中国は依然世界最大の発展途上国だ。社会主義現代化の実現にはまだ長い道のりがあり、長期にわたる刻苦奮闘が必要だ。われわれはこの点を冷静に認識している。先般の第18回中国共産党大会で中国の将来の発展の目標が確立された。われわれは引き続き経済建設を中心に、経済体制改革を全面的に深化し、経済構造の戦略的調整を推進し、全面的で協調的な持続可能な発展を実現する。
中国は終始変わらずに平和的発展の道を歩む。中国の発展は絶えず自らを乗り越え、人類の平和と発展に一層の貢献をするものであり、他者を圧倒するためのものではない。中国の発展は人民が幸福に生活できるようにするためであり、いわゆる「世界の主導権」をいかなる国と争うものでもない。
世界とアジア太平洋地域の平和、安定、発展には各国の共同努力と手を携えた協力が必要だ。中国は開放、包容、ウィンウィンの対外政策、および隣国と親しくし、隣国をパートナーーとする周辺政策を遂行しており、各国と共に地域と世界の平和・安定・繁栄を促進することを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月13日