昨年の自然災害による死者は1338人、直接的な経済損失は4100億元
民生部(民政省)と国家減災委員会弁公室は5日、2012年の自然災害による死者が例年よりも少ない1338人だったことを明らかにした。北京晨報が伝えた。
統計によると昨年は各種自然災害で2億9000万人が被災し、1338人が死亡し、192人が行方不明になった。直接的な経済損失は4100億元余りに上った。
民政部と国家減災委員会弁公室は昨年の「全国十大自然災害」も発表。災害による死傷者数、直接的な経済損失、経済・社会への影響などの指標を総合的に考慮した結果、7月下旬に華北地区で発生した水害・風害・雹害が1位に挙げられた。民政部によると7月21、22両日に北京、天津、河北省で起きたこの災害は、死者数、行方不明者数、避難者数、家屋損壊数、直接的な経済損失のいずれにおいても2000年以降最悪のものとなった。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月7日