習近平主席「国際観光島は海南省にとって最大のチャンス」
亜龍湾蘭徳玫瑰風情産業パークでリー族の市民から渡された笠をかぶる習主席(9日午前撮影) |
瓊海市潭門漁港で漁船に乗って出漁や生活について漁師に尋ねる習主席(8日午後撮影)
習近平国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)は8日から10日にかけて海南省を視察した際「全国最大の経済特区である海南省は後発としての強みが多く、大きな発展の潜在力を備える。国際観光島としての整備を全体的な足掛かりに、飛躍的発展の道を切り開かなければならない」と強調した。
習主席はボアオ・アジアフォーラム年次総会関連の行事に出席した後、海南省の羅保銘党委員会書記、蒋定之省長の案内で瓊海や三亜を訪れ、漁港、特色農業産業パーク、国際客船港などを視察した。
習主席は「国際観光島としての整備は中央の重大な政策決定であり、海南省にとっての最大のチャンス、比較優位でもある」と強調した。
習主席は海南省のエコ文明建設に強い関心を寄せ「美しい山と川、青い海と空は国際観光島としての整備にとって最大の元手であり、一段と大切にしなければならない」と指摘。発展と環境保護との関係をうまく処理し、自然保護に力を入れ、後々の世代に持続可能な発展の「緑の銀行」を残すよう求めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月11日