日本右翼30人が再び釣魚島海域で挑発 中国海洋監視船が排除
釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる中日の攻防戦は1日、新ラウンドが繰り広げられた。国会議員を含む日本右翼30数人が釣魚島海域で釣りと「主権を示す」活動を行ない、中国海洋監視船4隻に排除されたのだ。この際、日本海上保安庁の巡視船が中国側船舶と対峙した。環球時報が伝えた。
日本右翼の挑発はいささか見かけ倒しで、これまでと同様、島への上陸を試みる勇気はなく、さながら面倒を引き起こすとすぐに逃げるピエロだ。釣魚島問題の対峙が続く中、日本メディアは「中米首脳会談、中韓首脳会談が重要な成果を上げる中、疎外された日本は中国の指導者といつ握手できるのだろうか?」というもう1つの問題に頭を悩ませている。
日本の菅義偉内閣官房長官は1日、再び矛盾したメッセージを発した。「対話のドアを常に開いている。日本側が首脳会談のために譲れないところは譲れない」と述べたのだ。釣魚島をめぐる係争の存在を認めず、以前の係争棚上げの合意を認めず、領土係争の存在を認めることを前提とする対話はしない。安倍政権の「3つのノー」政策は中日関係の緩和への扉にかんぬきを挿しており、日本の孤立を憂えるアナリストの気をもませている。
日本の毎日新聞は安倍氏に「私たちは北東アジアの歴史の転換点に立っているのかもしれない。安倍内閣は現実を冷静に見定め、周辺国との関係で過ちを犯さないようにしなければならない」と注意を促した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月2日