程国平外交副部長(外務次官)は8日午後「中国は20、21日両日に上海でアジア信頼醸成措置会議(CICA)第4回首脳会議を開催し、2014~2016年の議長国に就任する」と発表。「中国はCICA発足時からの構成国として、CICA協力を強く重視し、CICAの発展推進に積極的に尽力している。中国側の建設的な参加はCICA協力の推進、アジア各国間の団結・相互信頼の促進にしかるべき貢献を果たした。中国側は第4回首脳会議の各準備作業に全力で当たり、団結、調和、睦まじい盛大な会議にすることを目指している。今回の首脳会議はCICA史上最大規模の盛大な会議であり、40以上の国や国際組織の代表が上海に集まり、外国首脳も若干首脳会議出席に合わせ訪中する。習近平国家主席は議長を務め、基調演説を行い、一部外国首脳と二国間会談を行う」と述べた。
程副部長はまた「CICA首脳会議の開催は中国にとって、CICAプロセスに積極的に参画し、アジアの安全を維持する重要なステップだ。中国はCICA議長国を引き継いだ後、議長国としての責任を真摯に履行し、CICAの5大分野の信頼醸成措置を的確に推進し、CICAの制度化水準を高め、アジア地域の安全維持、地域協力の拡大においてCICAが一層の役割を発揮するよう促す」と表明。中国側が努力する分野として(1)政治的相互信頼を強化し、紛争を平和的に解決(2)共同発展を促進し、協力して安全を確保(3)多国間主義を提唱し、保障制度を整備(4)「小異を残して大同につく」を堅持し、多様な文明を尊重――を挙げた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月9日